例年以上の寡雪の今年
情報を集め何とか行けそうだと長次郎谷へ

Ⅰ・Ⅱ峰間ルンゼまでは安定していた雪渓だが
完全に下が空洞となっているスノーブリッジで途切れていた

右岸のスラブと繋がっているように思われるが
除くと大きく隙間が空いている
唯一、雪庇状の先端が崩落してスロープとなって渡れそうな箇所があったが
行ってみないと分からないのでリスキーすぎる

敗退か?と悩んでいると下から救世主が現れた
知り合いの新井ガイド

ガイド2名の連携プレーでそれぞれのクライアントをスラブに渡すことが出来た!

それぞれをビレイすることによって突破!

あとはⅥ峰へ向けて歩く

クライミングは極めて快適

極上のロケーションをバックに攀じる
これぞアルパインクライミングの神髄

ナイフリッジが楽しい

その後、八ツ峰上半を縦走

バックに越えてきた岩峰群

太陽が出ると暑い

3時に小屋を出て12:40に山頂到着
完全貸し切りのピーク

まもなく剱山荘というところでひょっこり雷鳥の家族が現れた

よく見ると白い子が二羽
多分、ハトの子が紛れたんだろう🕊

これから夏の雪渓歩きはなくなってしまうのかも
さみしい限り

			
						
		

