ブルーマウンテンズはどちらかと言えばショートルートの宝庫である
多くがスポートルートで私達が行ったエリアはほぼケミカルアンカーにリボルトされていた(地元ではリングボルトと呼んでいた)
トラッドルートもあるが全体の2~3割程度だろうか

一部のクラシックルートにはキャロットハンガーと呼ばれ
壁にはボルトだけがあって、自分でハンガーをセットしてその上でクイックドローを掛けていくというオーストラリア伝統!?のルートもある
以前はそんなルートばかりだったそうだが今はリボルトされている
実際にキャロットハンガーのルートを登ると手間が倍増するし、クイックドローを掛ける際にハンガーが落ちてしまう恐れがあって慣れないとやりづらかった

カムとキャロットハンガーを使うクラシックルート
30mのスケールで内容は素晴らしかった!

Mount Piddington にある5つ星クラック「 The Eternity 」
長く美しく内容も素晴らしい
ブルーマウンテンズのクラックではマスターピースといえるだろう

こちらも5つ星「The Janicepts」

こちらは出だしがかなりの強傾斜 「Haystack Madness 」 内容は4つ星だがあまり登られていなかった
松原さんが魂のオンサイト!

今回の遠征で最も面白かったショートルートは泊った別荘から歩いて行けるエリア

Cerebrity Crags にある 「Sensory Overload 」
グレードは11台後半で130度くらいの強傾斜にガバが続くロングルート

パンプに耐えながらダイナミックなムーブを繰り出していく好ルート
最後に繊細な核心が待っている!!
気合のオンサイトは本当に気持ちよかった!!
ロケーションも素晴らしいので、ここを訪れたら是非トライして欲しい一本!!




