凍てつく壁に熱い火花を散らすG登攀クラブ冬季合宿

今年も奴等がやってきた

目指すは後立山・赤沢岳北西壁…

だったが、冬型気圧配置が強く断念

代替案として挙げられたのが八ヶ岳・稲子岳南壁および東壁

明るく軽やかな荷物のハイカーとは対照的に、大型ザックを大きく膨らませた異様な風体の団体が列をなす

まずは南壁の基部にベースキャンプを作る

稲子岳の壁は人気のある南壁・左カンテを除いて記録は少ない

その分、創造的なクライミングができるエリアと言える

登山体系ルート図はあるが、実際に壁をみて魅力的なラインを探る

私は入会したばかりの新人を連れて

オーバーハングルートと思われるところに取り付く

岩と雪と草付き、ヤブをつないでいく

オーバーハングルートといっても所々にある小さなハングを越えていく程度

A0とあるがフリーでも越えることができた

アックスの掛かりもよく、節理があってプロテクションも取りやすい

時間を掛けながら新人も上がってきた

所々、残置ハーケンもあったが信用できないので使わず、自分でアンカーを作る

歳の差は二回り以上…
歳の差は二回り以上…

 

2ピッチ目以降はトポと地形がまったく同定できずオリジナルラインを登った

ロープ一杯、3ピッチほど伸ばしてトップアウト

夜はとにかくいろんなものを投入した鍋

とんでもない物量だったが、どんどん皆の胃袋に収まっていった

まさかの炊飯ジャー登場で米も上手かった!

G登攀クラブのメンバーが10名、豪華ゲストが3名

翌日も壁、貸し切りの様相で各ラインを登る

稲子岳の良いところは登攀ラインが横並びで沢山あること

静かなクライミングが楽しめること(今回は賑やかだったが…)

自由なラインを描けること

背後に硫黄岳、天狗岳が美しいこと

節理が多く、プロテクションが割と取りやすいこと

稜線から一段低いので西風の影響を受けにくいこと

結論「稲子岳は素晴らしいアルパインクライミングエリアである」

私の2日目は東壁のピナクルを目指すライン

概念がつかめず、結果上部岩壁のみだったが楽しいクライミングが出来た!

 

初めて一緒にロープを結びあう仲間とのクライミングもまた良し

今年も充実の冬合宿となった!!

ご参加いただいたゲストの皆さまありがとうございました!!