梅雨の長雨の続く本州を脱出しカラッと晴れ渡り涼やかな風の吹く北海道へ
岩は乾いて空気は澄んで心地良い
海の幸はもちろんラーメンや焼き肉も美味しくクライミング以外にも愉しみは多い
・・・なんて目論見は大きく外れることとなった
初日は小樽赤岩へ
車を降りると風は重く暑苦しい…
汗をかきながら取り付きへ
登ると更に汗が噴き出す
岩は脆く支点は腐っている
どちらかと言えばジャパニーズアルパインクライミング
今回はガイド仲間と一緒に
ガイドにとってプライベートクライミングは「魚の水を得るが如き」ものである
翌日はアプローチで右往左往しながらも窓岩リッジへ
2ピッチ目のバリエーション・フリーランサーは傾斜も強くなかなか厳しい
ボルトは要所は打ち換えられているが基本ボロボロ
岩もボロボロで自然と腕はパンプする
難所を苦労して抜けて快適なリッジへ
不思議な造形の窓岩
一本登っておまけのもう一本で不動岩稜
3日目は占冠の青厳峡へ
一通り岩を見るも9割が染み出しと結露でビショビショ
目的のルートを触るも1日では登れなかった…
4日目・神居古潭は灼熱で写真を撮る気力すらなし
タイで登っているような蒸し暑さ…
一本登るとフラフラになる
北海道でも34℃近く上がった都市もあったそうだ…
最終日は昼には移動しなければならないので5時に宿を出て石垣山へ
クラック天国!!
そして暑い!!
最終トライで結果を残す仲間
努力を重ね着実にステップアップする姿はまさに
「呉下の阿蒙にあらず!」
最後までクライミング漬けの5日感でした!!
特に成果はなかったが、ひと夏分の汗かいたかな…