国立登山研修所による主催行事・山岳遭難救助研修会が5日間行われました。
私は長野県警山岳警備隊の方と一緒に実技講師として班を受け持ちました。
全国の消防・警察・自衛隊など山岳遭難救助に携わる方々が一同に会しともに研鑽を積む研修会です。
彼らの多くは山岳救助が主な仕事ではなく管轄内の山で救助要請があれば赴くことがほとんど。
登山の専門家ではないのに厳しい自然の中で救助活動を行わなければならない使命を帯びています。
救助要請があり救助活動を行う想定訓練を積み重ねます。
捜索方針、資機材選定、救助方法、搬送経路などあらかじめ検討します。
厳しい環境での救助活動は常に危険と隣り合わせ。
私たちの山登りはこういった方々の支えのもとに成り立っていることを忘れてはいけません。
毎日、特大の爆弾おにぎりを食べながら研修しました。
頼もしい彼らの活躍を期待しています。