あなたはフリークライミングをやりに岩場に行くときに何を背負っていきますか?
山登りをする方は大きめのザックに全てを詰め込んでいけばよいでしょう。
ただし岩場に付いたら中身を広げないと身支度もままなりません。
私が使っているパタゴニア・クラッグスミス45Lはフリークライミングのショートルートへ行くために特化したザックです。
正面から見るとただの四角いやつです。
特徴
いままで背中と反対側が開くタイプのクライミングザックはありました。
それだと背中側のパットを地面につけなければならなくて汚れるし、下ろす・背負う都度にひっくり返さなければなりませんでした。
これがストレスでした(たいしたことではないのですが…)
岩場についたら下ろしたそのままの状態で中身をフルオープンにします。
これで底に転がっているテーピングを必死に探す手間がなくなりました。
サイドポケットにはトポやペットボトルが入ります。私は敷物を挟んで置き、岩場に付いたら真っ先に広げてその上にザックを置きます。
背負い心地
気になる背負い心地は…。
極上!!
厚手のパットが入っているのと、ザック自体の剛性が強いので荷物が乱雑に入っていても全く問題ありません。
コンプレッションができるわけではないので、ただしあまりに中身が少ないと中に入れた幕の内弁当はひっくり返るかもしれません(^^;
改善して欲しい点
…とここまで絶賛してきましたが、ひとつ不満をいうと。
60mロープ&カム一式、クイックドローを入れるとかなりパンパンであること。
あるいは60mロープ&クイックドロー&冬場の厚手のダウンの組み合わせもパンパン。
よって60mロープ&クイックドロー&カム&厚手のダウンは不可能。の方程式が成り立ちます。
欲を言えばあと15ℓほど大きければパーフェクトでした。
ただし「カムは入れない」とか「ロープは外付けでOK」とか「冬はいかない」とか「ロープはパートナーがもってくれる」とかいう人には何の問題もありません!
到着~クライミング時はフルオープンですが、パッキングは普通のザックと同様に上から詰めていく方がやりやすいです。
未だこれ以上のクライミングザック(ショートルート用)に出会ったことがありません!
気になる方はこちらからどうぞ!