奥秩父主脈にある雁坂峠から発する豆焼沢は多くの滝を秘める魅力的な沢である。

奥秩父の沢は深い森に覆われている。

明るく開けた上越国境やアルプスの沢のような派手さはないが、優しく包み込むような温かみを持っている。

入渓して間もなく現れる「ホチの滝」。

直登不可で左から巻いた。

「トオの滝」

左側を登る。傾斜はないが、岩肌がぬるぬると良く滑る苔に覆われていて気が抜けない。

滝が次々と現れる。

美しい飛沫をあげる斜瀑の「征小屋の滝」。

途中には「シラヒゲソウ」が群生していた。

「豆焼大滝」4段・50m

ルート中のハイライト「両門の滝」。

紅葉の時期に訪れてみたい場所だ。

右俣へ入ると歓声を挙げたくなるような滑滝が延々とつづく。

沢登りの醍醐味を存分に味わう。

豊富な水量が尽きることがない。

遡行終了間際まで滝は続く。

源流部の水は冷たい。

雁坂小屋の水場で遡行終了。

その先も沢は続いている。

昔ながらのたたずまいを残す雁坂小屋。

秩父の山小屋は素朴でほっとする。

下りは黒岩登山道をたどる。

ながいながい巻き道が延々とつづいてよい精神修業となった。