飛光よ…


 

その志は

 

澄み切った空のように気高く

降り積もる雪のように清らかで

 

透き通った氷のように美しく

そそり立つ岩壁のように毅然として

 

湧き出でる清水のごとく潔く

吹き抜ける風よりも爽やかに

 

大いなる山懐に抱かれ

光を放つ

 

降り注ぐ木漏れ日を浴びて

いつまでも光を放つ

 
“ 飛光 飛光 勸爾一杯酒 ”   「 飛光よ 飛光よ  汝に一杯の酒を勧めん 」