残雪期は雪稜の好ルートとして知られる奥穂南稜。
雪の消えた夏の時期も快適な岩稜を交えた爽快なルートである。
取付きまでは少しだけ雪渓を登る。
尾根に取りつくと岩場が断続的に現れて楽しい。
ハイライトのトリコニーの岩場は岩も堅く快適。
徐々に視界が開けていく開放感がこのルートの魅力。
上高地から望遠鏡で覗くとよく見えることだろう。
高度感のある岩稜を渡っていく。
「身体は起こした方がバランスが取れますよ~」
最後は南稜の頭へとガレ場を登ってフィニッシュ。
大展望の奥穂高岳。
ここからの下山が…割と長い!
雪渓を駆け下れる6月中旬くらいまでがベストか?
今年に入って3度目の奥穂南稜。
時期によってそれぞれ楽しめます!