中央アルプスの宝剣岳東壁は短いながらも傾斜が強く堅い岩で構成されている。
中央ルンゼの大洞穴(トンネルホール)の側壁に我が会の大先輩が初登したラインがある。
その名も「群青」。
115度ほど前傾した壁をドライツーリングで登る核心部は短いながらも強烈な手応えを与えてくれる。
ちなみに数年前にも一度トライして、敗退しているのだ。
前日に試登を行い、満を持して未明にテント畳む。
下部2ピッチはライトをつけて登る。
核心ピッチに取り付くともに太陽が顔を出した。
最近、ドライツーリングに精を出す会の後輩・E田が挑む。(写真は前日の試登時のもの)
E田、渾身のレッドポイント!
フォローと言えどザックを背負って被りは厳しい!!
その後も凍っていない悪い草付きを騙しだまし登り、山頂へ。
最高の天気の中、トップアウト。
初登者のパイセン流石っす!!