La Haute Route (オートルート)はでヨーロッパアルプス縦断しモンブランからツェルマットへ向かう世界で最も有名なスキールートである。

今回は日本山岳ガイド協会の資格更新研修としてオートルートを走破することができた。

これは国際ガイド試験の一環でクライアント役で同行すれば資格更新ができるというもの。

クライアント役とは言えスキーの苦手な私にとっては大したチャレンジといえる。

なにせ昨年、山スキーを買ったばかりなのだから…。

ENSA(フランススキー登山学校)へ集合して車でVerbierへ向かう。

本来はChamonixからスタートするのが定番だが、一度街に降りて交通手段を使うので今回そこは割愛した。

世界的なスキーリゾートのVerbier。

スキー場のリフトを乗り継いで一番上まで行ってから一滑りしてMont-Fort小屋へ。

スキー場内にあるMont-Fort 小屋が今回の出発地点と言える。

小屋内は誘惑に満ちている。

幼稚園児くらいの子供たちが20人近くとまっていた。(騒がしかった)

食事はついつい食べ過ぎてしまう。

翌朝は長時間行動に備えてライトをつけて出発。

この日は通常の二日分を歩いて滑る予定。

Chaux峠へ向けて標高差500mを登っていく。

峠に着く手前で朝日が昇る。

Rosa Blanche(3336m)を巻いていく、新雪が降った直後で雪面がキラキラしている。

極上のジュエリースノーに「もう我慢できない!」

斜度は緩いが極上の雪をたらふく頂く。

ご馳走様でした!

Dix湖の脇を5キロトラバースしてその上にあるDix小屋へ。

デスマーチを含め頑張ったおかげで予定より早くついて乾杯!

スイス名物のロスティ。ワインが進む。

翌日も頑張る。

断崖に建つVignettes 小屋へ。

疲れも溜まってきたのでお昼寝。

氷河を渡ってEvequeのコルへ。

とにかくいい天気!

途中、寄り道してこんな斜面を…。

ドロップポイントまでロープを使ってアクセス。

自分にとっては厳しい傾斜だったが攻めて見る。

貸し切りの素晴らしい斜面。

氷河では板を脱いではいけません。

お楽しみのあとは登り返し800m。

氷河の後退で小屋に入るのに一苦労。

狭いが素朴なBertol小屋で優雅なひと時。

夜は美しい月。

朝陽が昇ってまた美しい。

今回の検定員の今井晋ガイド。カッコいい!!

受験中の舟生大悟ガイド

日本を代表するクライマー。

ちなみにタイマーズのコスプレではない。

検定員の佐々木大輔ガイド

佐々木ガイドは日本を代表する山岳スキーヤー。

本職ではないスキーで受験の加藤直之ガイド

バックカントリースノーボードガイドの先駆け。

Patagoniaのアンバサダーも務める。

私とは山岳ガイドステージⅠ・ステージⅡともに同期の受験で苦楽をともにした仲。

我らがJAGUの天野和明ガイド。

国際ガイドまであと少し!

いろいろ持ってる男!!

 

今日はMatter Hornの麓・Zermattへ下山する日。

途中、Tete de Valpelline (3799m)へ登頂。

ここからZermattまで1800m滑り降りる。

スイス側の景観も素晴らしい。

このロケーションでのロングライドは言うまでもなく素晴らしい。

 

Matter Horn も正面に!!

氷河のクレバスを利用してレスキュートレーニング。

氷河ならではのロケーションの中滑る。

今回は雪にも恵まれた!

雪が良ければ私でもそれなりに楽しめる。

チームワークも抜群。

気持ちよすぎる!

スキー最高!!!

調子に乗ってクレバスに落ちないように…。

Zermattのスキー場へ無事ゴールしてマッターホルン北壁を眺めながら祝杯を挙げる。

今回はスキーに不慣れな私をよくリードして下さった皆さんに感謝が尽きない。

普段、触れることのないスキーガイドの習熟したガイディングにこれ以上ない学びの場となった。

この経験を今後のガイドに生かしていきたいと熱く胸に誓うのであった!!

とあるカフェの壁にこんな言葉が記されていた。

「 The Greatest Climber Is The One Who Was The Most Fun 」  ALEX LOWE

 

走行距離・約50キロ 登行距離・約4200m 下降距離・約5240m